今回宿泊したのは、シンガポール川の河口に佇む「ザ・フラートン・ホテル・シンガポール(The Fullerton Hotel Singapore)」。
1928年築の旧中央郵便局を改装した国家記念物でありながら、屋外インフィニティプールやスパを備えた本格的なシティホテルでもあります。
実際に滞在してみると、歴史的建築ならではの重厚な雰囲気の中で、都心にいながらリゾートさながらの時間も楽しめる、他にはないバランスの取れたホテルでした。

この記事では、実際に宿泊した体験をもとに、客室・朝食・施設・アクセスまで詳しくレビューしていきます。

ザ・フラートン・ホテル・シンガポールの基本情報(アクセス・料金)

基本情報

  • ホテル名:ザ・フラートン・ホテル・シンガポール(The Fullerton Hotel Singapore)
  • 所在地:1 Fullerton Square, Singapore 049178
  • チェックイン:15:00
  • チェックアウト:12:00
  • 特徴:国家記念物の歴史建築×屋外インフィニティプールを備えたシティホテル

アクセス

  • MRTラッフルズプレイス駅から徒歩約5分(専用の地下通路でマーライオン公園へも直結)
  • チャンギ国際空港からタクシーで約20〜25分
  • マリーナベイ・マーライオン公園エリアの中心に位置し、観光にもビジネスにも便利な立地

宿泊料金の目安

約40,000円〜70,000円/泊(シーズン・部屋タイプ・プランにより変動)
今回宿泊したプレミアコートヤードルームは、フラートンの客室カテゴリーの中では最もリーズナブルな価格帯です。
今回は素泊まりプランで予約し、朝食は後から追加しました。

セールやキャンペーンのタイミングでは大きく値下がりすることもあるため、複数サイトで比較してから予約するのがおすすめです。

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ザ・フラートン・ホテル・シンガポールの客室レビュー

今回宿泊したのは、フラートン・ホテルの客室カテゴリーの中でも最もスタンダードな「プレミアコートヤードルーム(ツイン)」です。

  • 広さ:約42㎡(452平方フィート)
  • ビュー:アトリウム(吹き抜けロビー)ビュー
  • ベッドタイプ:ツイン

ヘリテージ建築ゆえに、同じカテゴリーでも部屋ごとに間取りが微妙に異なるのがフラートンの特徴です。

部屋の全体像・雰囲気

部屋に入ってまず感じたのは、クラシカルで落ち着いた重厚感のある空間。
アトリウムに面した造りのため、吹き抜けロビーの自然光がやわらかく差し込みます。
その反面、外の天気がわかりにくいのはこの部屋タイプならではの特徴で、確認したいときは一度廊下の窓まで出る必要がありました。
歴史的建築らしいクラシカルな内装は、他の東南アジアのシティホテルとは一線を画す雰囲気です。

ベッド

ツインベッドはそれぞれゆとりのあるサイズで、寝心地も良好でした。
背の高いヘッドボードが印象的で、ベッドに腰掛けて読書やテレビを楽しむのにもちょうど良い角度です。
ベッドサイドにはコンセントとUSBポートが備え付けられており、スマホの充電なども不便なく行えました。

水回り(シャワー・トイレ)

バスルームはバスタブとシャワーブースが分かれたタイプで、5つ星ホテルらしい広さと清潔感がありました。
ハンドシャワーとレインシャワーの両方が使え、水圧・水温ともに快適でした。
アメニティはフランスの人気ブランド「diptyque(ディプティク)」のものが用意されており、香りも上質。
バスタブも清潔広々。
リラックスした時間を過ごすことができます。
トイレはウォシュレット付きなのが特徴的でした。
ヘリテージホテルながらこうした設備がしっかりアップデートされているのは嬉しいポイントです。

その他

客室にはネスプレッソマシンとミニバーが備え付けられており、部屋でのんびり過ごす時間も充実していました。
ミニバーには「TWG Tea」の紅茶も用意されており、シンガポール発の高級紅茶ブランドを部屋で気軽に楽しめるのは嬉しいポイントです。
お部屋には窓際にはゆったりと座れるソファが置かれており、コーヒー片手に一息つくのにちょうど良いスペースになっていました。
クラシカルな内装に合わせた落ち着いた色合いで、部屋全体の雰囲気ともよく馴染んでいます。
お部屋からの眺めはこんな感じ。
この部屋はアトリウムビューのため、窓からは外の景色ではなく吹き抜けロビーを挟んで反対側の客室フロアが見える造りになっています。
ホテルの内部構造がそのまま見える少し珍しい眺めで、外の天気は確認しづらいものの、これはこれでヘリテージホテルらしい趣を感じられました。

そのほか、ワードローブの中にはバスローブ・アイロン台・セーフティボックスが収納されており、ビジネス利用にも十分対応できる設備です。

朝食:タウンレストラン

今回は宿泊予約時に朝食を追加オプションとして付けました。
フラートン・ホテルの朝食ビュッフェは、1階の「タウンレストラン(Town Restaurant)」で提供されています。
シンガポール川を望むテラス席と、吹き抜けの開放的な屋内席が選べるのがタウンレストランの魅力です。
ローカルフードから洋食メニューまで幅広く揃っており、宿泊者以外にも人気の高いレストランになっています。
  • 提供時間:毎日 6:30〜10:30
  • 朝食単価:大人 S$45/名、子供(6〜11歳)S$22.50/名(サービス料・税別)
  • スタイル:インターナショナル&ローカル料理のビュッフェ形式

宿泊料金と比較すると単価はやや高めですが、川を望むロケーションと開放的な空間込みでの価格と考えると納得感のある内容でした。

ザ・フラートン・ホテル・シンガポールの館内施設(プール・スパ・ジムほか)

大型のシティホテルらしく、フラートンには充実した館内施設が揃っています。都心にいながらリゾートさながらの時間を過ごせるのが、このホテルならではの魅力です。

インフィニティプール

フラートン最大の目玉ともいえるのが、シンガポール川とCBDの高層ビル群を見渡せる屋外インフィニティプールです。
都会のど真ん中にいることを忘れさせてくれるような開放感があり、水面に映る摩天楼の景色は昼と夜でまったく異なる表情を見せてくれます。

時期によっては事前予約制が導入されているので、利用したい時間帯が決まっている場合は早めにチェックしておくのがおすすめです。
無料でフルーツをもらえるのも嬉しいポイント。
プールサイドで優雅な時間を過ごすことができます。

The Fullerton Spa

本格的なトリートメントメニューを揃えたスパ施設。
観光やビジネスで歩き回った日の締めくくりに立ち寄れば、旅の疲れをしっかりとリセットできます。
落ち着いた内装で、ヘリテージホテルらしい上質な空間が広がっています。

ジム

24時間利用可能なフィットネスジムも完備。
出張や旅行中でも普段のトレーニングを崩したくない方には嬉しい設備で、基本的なマシン・器具は一通り揃っています。

The Straits Club

クラブアクセス付き客室の宿泊者専用ラウンジ。
今回宿泊したプレミアコートヤードルームでは利用対象外でしたが、優雅な内装が印象的で、アップグレードを検討する価値があると感じました。

そのほかの施設

館内にはこのほかにも、ピックルボールコート(隣接するOne Fullerton内)、鯉が泳ぐ日本庭園風の「Koi Pond」、ビジネスセンター、外貨両替機など、細やかな設備が揃っています。
ファミリー向けのアメニティも用意されているため、幅広い層の宿泊者が快適に過ごせるホテルだと感じました。

ザ・フラートン・ホテル・シンガポールの立地・周辺環境

フラートン・ホテルはシンガポール川の河口、マリーナベイのすぐそばに位置し、シンガポール観光の主要スポットのほとんどが徒歩・MRT圏内です。ホテルを拠点にして観光を楽しめる、非常に効率の良いロケーションでした。

マーライオン公園

シンガポール観光の定番スポット。
ホテルからは専用の地下通路を通ってわずか5分ほどでアクセスでき、雨の日でも濡れずに向かえるのが嬉しいポイントです。
マーライオン像とマリーナベイ・サンズを一緒に写真におさめられる、シンガポール随一のフォトスポットです。

アクセス:徒歩約5分(地下通路利用)

マリーナベイ・サンズ

マーライオン公園からさらに歩みを進めると見えてくる、シンガポールを象徴するランドマーク。
3棟のタワーを結ぶ船型の屋上構造が特徴的で、遠くから眺めるだけでもその存在感に圧倒されます。
屋上のインフィニティプールやスカイパーク展望台も人気で、フラートンからは徒歩でも十分アクセスできる距離にあります。夕方に散歩がてら向かうのもおすすめです。
夜になるとイベントプラザで無料の光と水のショー「SPECTRA(スペクトラ)」が開催されます。
噴水の力強い動きにレーザーやプロジェクションが重なる15分間のショーで、日〜木は20時・21時、金土は22時の回も追加される日程です。
フラートン側の対岸やマーライオン公園からも眺められるので、時間が合えば夕食後の散歩がてら鑑賞するのもおすすめです。

アクセス:徒歩約15〜20分、またはMRTで数分

セントーサ島

ユニバーサル・スタジオ・シンガポールやビーチを楽しめる、シンガポール南部のリゾートアイランド。
フラートンからはタクシーやGrabで20〜30分ほどでアクセスでき、丸一日観光に充てるのにちょうど良い距離感です。
MRTを利用する場合はハーバーフロント駅で「セントーサ・エクスプレス」に乗り換えます。

アクセス:タクシーで約20〜30分

ラオパサ(Lau Pa Sat)

金融街のど真ん中にある、ヴィクトリア調の歴史的建造物を利用したホーカーセンター。
約60もの屋台が軒を連ねており、夜には道路沿いに「サテ・ストリート」が登場し、香ばしいサテーと冷えたビールを楽しめます。
フラートンから徒歩圏内でアクセスでき、ローカルグルメを気軽に味わいたい夜にぴったりのスポットです。

アクセス:徒歩約10分

ザ・フラートン・ホテル・シンガポールのメリット・デメリット

メリット

  • 国家記念物である歴史的建築の中で過ごす特別感
  • 屋外インフィニティプールをはじめとする充実の館内施設
  • マーライオン公園・マリーナベイ・サンズなど主要観光スポットが徒歩圏内
  • MRTラッフルズプレイス駅から徒歩約5分とアクセスも良好

デメリット

  • プレミアコートヤードルームはアトリウムビューのため、外の天気がわかりにくい
  • 朝食ビュッフェは内容に対してやや高めの価格設定
  • 同カテゴリーでも部屋ごとに配置が異なるため、当たり外れがある

ザ・フラートン・ホテル・シンガポールの予約方法と料金比較

料金は時期によって変動が大きいため、複数の予約サイトで比較するのがおすすめです。

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まとめ|ザ・フラートン・ホテル・シンガポールは”歴史建築×リゾート施設”を両立するシティステイ

ザ・フラートン・ホテル・シンガポールは、国家記念物の重厚な歴史建築と、屋外インフィニティプールをはじめとする充実の館内施設を兼ね備えた、シンガポールを代表するラグジュアリーホテルです。

実際に宿泊してみて感じたのは、「観光の拠点としても、ホテルステイそのものとしても満足できる」という充実感。マーライオン公園やマリーナベイ・サンズが徒歩圏内という立地の良さに加え、プールやスパでゆったり過ごす時間も両立できました。

プレミアコートヤードルームはスタンダードカテゴリーながら十分な広さと快適さがあり、朝食や館内施設もあわせて楽しむことで、より満足度の高い滞在になるはずです。

この記事のポイント

  • 国家記念物の歴史建築で過ごす特別なシティステイ
  • プレミアコートヤードルームはアトリウムビューで42㎡の広さ
  • 朝食はタウンレストランのビュッフェ(大人S$45++)
  • インフィニティプール・スパ・ジムなど施設も充実
  • マーライオン公園・マリーナベイ・サンズ・ラオパサへ徒歩圏内、セントーサ島へもアクセス良好

こんな人におすすめ

  • 歴史的建築の中で特別感のあるステイを楽しみたい方
  • 観光の拠点として立地の良さを重視したい方
  • プールやスパでリゾート気分も味わいたい方
  • シンガポール旅行が初めてで、定番エリアを効率よく回りたい方

最後に

ザ・フラートン・ホテル・シンガポールは、歴史とラグジュアリーが融合した、シンガポールならではのホテル体験ができる一軒でした。マリーナベイエリアでの滞在先を探している方には、ぜひ検討していただきたいホテルです。